病児・家族支援研究室 Lana-Peace(ラナ・ピース)
Lana-Peace 「大切なお子さんを亡くされたご家族のページ」
大切なお子さんに先立たれたご家族のために…
 
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20世紀のイギリスでモーリス・バーバネル氏の身体を借りてメッセージを送り続けた古代霊シルバーバーチからの霊訓や、19世紀に霊実在主義を掲げたフランスのアラン・カルデック氏による霊との対話を合わせ見ると、亡くなったお子さんは、死後も確かに霊として生き続けているということを強く確信することにつながりますが、亡くなったお子さんがどう生き続けているのかが、気になるところです。

さて、英国国教会の牧師C・L・トウィーデール氏が、霊能者(奥様)を通じて、霊との対話 (自動書記通信)を書き留めた『News from the Next World (あの世からの便り)』という記録があります。
そこには生後数週間で亡くなった女の子タビサちゃんのお話が取り上げられていました。病気であったのか、事故や災害に巻き込まれたのか、どのような理由かはわかりませんが、この世を去ってからタビサちゃんは17、8歳の女性に成長していたと霊視されています。
赤ちゃんの時に亡くなったお子さんは、あちらの世界で同じように成長しているのですね。
タビサちゃんはどんな風に過ごしているのでしょう。

1) 私はやりたいことは何でもします。食べるし、飲むし、寝ることもあります。でも、そうしなければならないことはありません。必要なものは全部空中(エーテル)から摂取していますから……

2) そちらで私がどんなからだをしていたか知りません。
ただこれだけは言えます。
みんなの目には見えなくても、私はおうちの中をスキップしてまわったり歌ったりしているということ

引用文献1) :
C・L・トウィーデール著『News from the Next World(あの世からの便り)』
アンソニー・ボージャ著,近藤千雄訳編 (2007)『<あの世>からの現地報告[三部作] :その(1)死後の世界も自然界である』コスモス・ライブラリー, p.75

引用文献2) :前掲書, p.74

小さいお子さんが亡くなると、「おっぱいやミルクをほしがっていないだろうか」「お腹をすかして、泣いていないだろうか」と気がかりでたまらない、というご両親が多いと思います。でも、お子さんはちっともひもじい思いなどしていないのですね。
必要なものはすべて、充たされているのですね。
死後も楽しくすごしていると思うと、ほっとします。

タイタニック号の沈没で犠牲になったウイリアム・ステッド氏は、亡くなった方が、死後の世界でどのように過ごしているのか、次のように知らせて来ています。

その悲しみや無念の情が消えるまで、当人がやりたいと思うことが何でも好きなだけやれるようにとの、神の配慮があるのです。地上時代にいちばん好きだったことに興じる場が必ずどこかに用意されていて、存分にそれに打ち興じるチャンスが与えられるのです。(略)このように、ブルーアイランドにいる聞は、多かれ少なかれ地上生活との関連性が残っております。(略)
たとえば、後に残した家族といっしょの生活がしたければ、それも許されます。自分の存在に気づいてくれなくても、みんなといっしょにいて、その雰囲気に浸っていたいのです。が、そのうち、そんな自分に何となく反撥を覚えるようになります。


引用文献:
エステル・ステッド編, 近藤千雄(1992)『ブルーアイランド』
ハート出版,pp.62-63

やっぱり亡くなった後、この世に戻ってきているのですね。
みんなといっしょにいて、あたたかい雰囲気に浸ることにより、満足して次の世界へと進む準備ができるのですね。
それは「むりやり進まなくちゃいけない」のではなくて、「進みたいから進む」ということなのですね。
親元を離れて、進学するようなものかもしれません。
親と子の間が引き裂かれるのではなく、たがいに別の道を進む流れに沿っているという感じでしょうか。

小田和正氏のアルバム「小田日和」の中に、次のような歌があります。

嬉しい時も 悲しい時も
君に会いたい その笑顔に

笑顔はいつでも 言葉を超えて
すべてを包む 愛になる

(略)

いつもここにいる 君を見ている
笑顔がいつか 消えないように

明日も きっといい日が待っている
青い空に 風が渡る


引用楽曲: 
作詞・作曲小田和正(2014)「愛になる」
(アルバム「小田日和」より)

この歌、「君」という個所を「パパとママ」に変えてみると、先立ったお子さんのご両親への気持ちがとても伝わってくるような気がするのです。
ちょっと変えてみますね。
(※小田氏の著作を侵害する意図はありませんので、誤解のないように)

-----*-----*-----*-----*-----*-----*-----
嬉しい時も 悲しい時も
パパとママに会いたい。パパとママの笑顔に。

パパとママの笑顔はいつでも、言葉を超えて
僕・私のすべてを包む愛になるから。

いつもここにいる 
パパとママのことを見ている
パパとママの笑顔がいつか 消えないように。

パパとママに明日も きっといい日が待っている。
青い空に 風が渡る
-----*-----*-----*-----*-----*-----*-----

この世に遊びに来てくれたお子さんが何より喜ぶのは、あなたの笑顔。
「ああ、パパは元気に仕事に行っている。嬉しいな。」
お子さんは朝通勤のバス停で、となりに並んでいるかもしれません。
「ああ、ママは今日も元気に洗濯物を干している。嬉しいな。」
お子さんは、あなたの横で、洗濯ばさみを渡すお手伝いをしているかも。

 
あなたが笑顔になれる時、この世に遊びに来たお子さんも、ほっとした気持ちになっていることでしょう。どうか自分の生活を大事に。
2014/7/25   長原恵子