この歌は小田さんが23年来の友人であるベーシストNathan East(ネイザン・イースト)氏に作曲した「Finally Home」(アルバム『Nathan East』(2014)ヤマハミュージックコミュニケーションズ 収録)のカバーです。
(Nathan East氏の曲の歌詞は別の方が書かれていらっしゃいます)
コンサート会場で小田さんがおっしゃっていたのですが、East氏とメールでやりとりされる際、小田さんは必ず「mata-ne」と最後に結ぶとのこと。
「またね」
それは今はいっときの終わりだけど、あなたのこと忘れてないからね…。
そういう気持ちが言葉に滲み出ていますよね。
あたたかいつながりを感じる終わりの言葉。
離れているけれど、別れているけれど、それぞれお互い頑張ろうね。
そしてお互いのことを忘れていないよ。そんな気持ち。
きっとあなたのお子さんも、そう思っているはず。
あなたにかけるふさわしい言葉が見つからなくても、
「きっと 会いにいくから。」
そんな風にお子さんはあなたに向けて、あたたかいピュアなエネルギーを送り続けています。
そして「うまくできそうにないけれど、きっと 会いにいくから。」
ずっとそう思っています。
なぜならあなたのお子さんは、あなたがこの世で生きている間、その人生を十分にまっとうしてほしいと願っているから。あなたの人生に多くの楽しみや喜びや、充たされる瞬間を味わってほしいから。
あなたにとって、お子さんが「大切な人」であったように、お子さんにとってもあなたは「大切な人」なのです。
自分の気持ちを言葉に詠(よ)む、という表現は和歌に使われるものですが、まさに「気持ちが詠まれた歌」この歌、それはお子さんからあなたへ届けられた歌だと思ってほしいのです。 |