病児・家族支援研究室 Lana-Peace(ラナ・ピース)
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家族の気持ちが行き詰まった時
信頼と思念が作り出す未来

お子さんの病気が長引くと、家族同士の間で関係がぎくしゃくすることもあります。お子さんは微妙にそれを感じとっているかもしれません。妙に「聞きわけのいい子」になっていたり、「顔色ばかりうかがう」ような視線を向けていたり…。決して誰が悪いわけでもないのだけど、それぞれの表現方法が違ってくると、ぎすぎすしてくるようになります。
でも、できるだけそうしたことは解消した方が良いと思います。
3度の臨死体験をして様々な学びを得たというダニオン・ブリンクリー氏は、次のように記しています。

わたしたちが魂と魂、心と心で本当に互いを信頼し合うと、双方のエネルギーが増幅された希望の周波数を作り出す。この永遠の周波数は、わたしたちの未来を守り保護できるほど強い。
お互いを信頼し合うことによって、わたしたち一人ひとりは文字通り神の作る効果になっていく。


引用文献:
ダニオン・ブリンクリー&キャスリン・ブリンクリー著, 小川昭子訳(2013)『光の秘密 天国からのレッスン』ナチュラルスピリッツ, p.132

たとえば、家族の中で信頼し合うことによって、エネルギーが増幅された希望の周波数が作り出され、未来が守られていくのであれば、そうした周波数の環境の中でお子さんが過ごすことは、何よりの治療になるのではないかと思うのです。

信頼だけが良い力を生み出すのではありません。
私たち人間の思念も、何かを動きださせるエネルギーを持っているようです。ブリンクリー氏のお話を続いて読んでみましょう。

あなたの個人的な希望が何であれ、それをはっきり表現し、しっかり頭と心に植え付けることが大切だ。観念的にも感情的にも断固とした中心点を持っていると、あなたの望みの獲得が必ず、何よりも早く実現する。あなたの思念は強力なエネルギーの形態だと理解してほしい。

集中させた思念はさらに強くなるので、あっという聞に実現する。この聖なるメソッドは、あなたの夢や願望を満たすためだけに自由に使うことができる。出会いたくないものを考えてエネルギーを使うよりは、日常的にあなたの肯定的なエネルギーを現われてほしいものに集中させる習慣をつけてほしい。あなたの望みをカードなどに書き記して、毎日目に入るところに貼っておこう。

これだけは忘れないでほしい。あなたが求めるものはあなたを求めるのだ。あなたの魂の中にある強烈な願いはすべて、神から与えられた使命の聖なる側面なのだ。それはすべての人の利益のため、あなたが育んで明らかにするようスピリットが計画した賜物だ。
わたしたちが人生で行なうことの中に単なる自己満足のためのものは一つもない。霊的に最高の観点から見て、人生の中の行動はすべて、あなたが知っているかどうかにかかわらず、生命の集合意識を進歩させるために行なわれている。さらに、ここで言う集合意識は宇宙全体のもので、したがってあらゆる次元と世界を含んでいる。このことを理解すると、時間や空間によるちがいなどないことに気がつく。

すべての時間が「今」の中で起きているのだ。量子力学によるこの見識からすると、わたしたちがあちら側と通信することは可能だ。実際、わたしたちは天国から分離したことも断絶したこともないのだから。わたしたちの永遠の自己の一面は今もそこにあり、愛はわたしたちが向こう側と接触するとき万能の伝導体の役目を果たす。


引用文献:前掲書, pp. 204-205

※引用文献原本はすべて黒字です。ピンク色の太字はWEB掲載時にこちらで行いました。

お子さんの病気が治るためにできることは、医療行為を受けるだけではありません。あなたが能動体としてできること。お金をかけなくても、便利な都会に住んでいなくても、専門的な知識を学ぶ学校に行っていなくても、あなたにできることは、まだまだたくさんあるのです。
 

気持ちからエネルギーを作り出すには、まずは悲観的な考え方をひとまず横において。それはあなたから元気を奪い取るだけだから。

2015/1/21  長原恵子